夏真っ盛り いかがおすごしですか?

2022.07.28

暑い毎日が続いていますが、この夏休み、皆様いかがお過ごしですか。

幼稚園では、夏休みわいわい広場のお友だちが工作をしたり水遊びをしたり、元気に過ごしています。

畑の野菜たちも夏のエネルギーをもらい青々と葉を茂らせ生長しています。

今年度は飯塚市よりゴーヤの種をいただき保育部に植えました。立派に生長し、青々とした緑のカーテンができました。鈴なりのゴーヤに子どもたちもびっくりしていました。

先生達は、夏休みを利用して、研修で新しい知識を身につけたり、他の園の実践発表を見せていただいたりしながら、愛宕幼稚園の子どもたちや保護者の皆さまに少しでも還元できるようエネルギーを充填中です。7月27日28日には講師の先生を幼稚園にお招きして園内研修も行いました。

初日は、愛宕幼稚園からも毎年多数の園児が入学する、飯塚市立立岩小学校の末永喜美子校長先生にお越しいただき、「子どもの育ちと学びの連続性を大切にする幼保小の接続について」という演題でお話いただきました。

実際の小学校1年生の生き生きとした授業風景の動画や、授業で生徒さんが作った動物図鑑の実物などをお持ちいただき、卒園生たちの頑張りも目のあたりにすることができました。

幼稚園での遊びや経験を活かし、さらに一歩進んだ学びへ結びつけるお話など、幼稚園から小学校への接続の大切さを実感することができました。

2日目は近畿大学九州短期大学保育科教授の皆川晶先生にお越しいただき、「幼児期の終わりまでに育てたい10の姿から見る絵本」の演題でお話いただきました。

大学の学生さんに、絵本に親しみ、その感動を残し、幼児教育に活かしていってもらうための「絵本ノート」を見せていただき、読み聞かせを実践した後の学生さんの気付きをご紹介いただきました。

その中の一つの、「読み聞かせは、ただ物語を伝えるということではなく、大好きな親の声や保育者の声に包み込まれることに意味があるのでは。読み手の聞き手(こども)に対する気持ち(愛情)が大切。」という感想に、読み聞かせの本質を感じました。

後半は、実際に皆川先生に絵本を読み聞かせしていただきながら、実体験で身につける力とはまた違って、絵本の世界で間接的に身に着く力があることを再認識させていただきました。

先生には大学の図書室から、厳選した絵本をたくさんお持ちいただきました。

「この絵本、おもしろい!」

「子どもたち、よろこびそうね。」

読み方のテクニックはおいておいて、心地よい言葉のリズムに触れながら、大好きなお母さん・お父さん・お家の方の声に包まれるその時間が大切。皆さん、早速今日から読み聞かせ時間を作りましょう。

まだまだ、これからが暑さ本番。健康に気をつけて、夏ならではの経験を楽しんで下さい。

ブログ一覧に戻る