こんにちは、年長組です。11月は楽しいこと、新しい発見、そして学びが沢山の1ヶ月となりました。
子どもたちから沢山お話を聞かれたこととは思いますが、振り返ってお知らせしていきます♪
まず始めは、“命の授業”。
赤ちゃんの頃の写真をお家で見返したり、お腹の中にいた時のお話を、お家の方からしていただいたりと、子どもたちもとても嬉しそうな表情でした。
お家でも子どもたちと一緒にワークシートをしていただきありがとうございます。
また、菜の花助産院の稲冨先生とMちゃんのお母様にも来て頂き、赤ちゃんが生まれるまでのお話をしていただきました。

なかなか、普段は考える機会が少ない“命の大切さ”を分かりやすく、絵本や赤ちゃんのお人形、お母さんのお腹の中まで見えるエプロンなどを使ってお話していただきました。

家族の形はそれぞれたくさんあるけれど、みんなが誕生するには、お父さん・お母さんがいてくれたからこそ生まれてきたんだよ。奇跡だね。みんなの命は、つながっているんだよ。という心緒に残るお話が沢山あり、大人の私たちも改めて命の大切さを感じる1日となりました。
子どもたちからも稲冨先生の話を聞いて、『お腹の中の赤ちゃんはお水(羊水)のなかで生活して、おしっこをしても、それを栄養として飲んでいるのは凄いね!』『知らなかったことを沢山知れた!命ってすごいね!大切にしよう』と子どもたちなりに理解しているようでした。

Mちゃんのお母様のお腹も触らせていただきました。
元気な赤ちゃんが生まれてきますように♡ みんなでお腹を触らせていただきパワーを送りました!
続いて、お米作りの様子や今日の新嘗祭の様子をお届けします♪
みんなで9月下旬に脱穀を行いました。


脱穀後は、もみ殻とわらを綺麗に手作業で分けていきました。

中光先生が精米をして下さり、11月20日(木)の今日!
みんなで新嘗祭を行うことができました。今日という日をとても楽しみにしていた子どもたち。
まずは、みんなで作ったお米を研ぐところからスタートです!




“おいしくな~れ♡おいしくな~れ♡”と魔法の言葉をかけ研ぎました😊
お米の準備が終わったら、大ホールに集まってお米作りにお手伝いいただいた先生方やお家の方に感謝の気持ちを込めてお礼の品や贈り物をお渡ししました。


一緒に泥んこになりながら代掻きをして下さったり、田んぼの作り方を教えて下さったり、田んぼの様子を気にして下さったり…とたくさんの方の力をお借りして、今年は10キロのあたご米を収穫することが出来ました!

ここからは、子どもたちも楽しみにしていたクッキング!の時間となりました。
ジャーン!海から泳いできた魚だよ~!よーく見てみて!他の魚と違う所があるよ!口が黄色いところがあるね~!などなど、秋刀魚をよ~く観察してからお料理へと移りました。



捌き方を子どもたちにも伝え、いざチャレンジ!






なかなか触ることのできない目玉を触ってみたり、内臓の長さに驚いたり、魚の体の中はどうなっているのかな…と秋刀魚を捌いているときも表情がよく興味津々の子どもたちでした!
秋刀魚は、焼き場まで持っていき先生方に焼いて頂きました。

子どもたちが秋刀魚を捌いている間は、お家の方にあたご米で“おにぎり🍙”をつくっていただきました!
秋刀魚も焼き上がり、お昼ご飯の時間に。今日は特別、外でご飯を頂きました。
みんなが作ったあたご米と捌いた秋刀魚、そして給食の先生が作って下さった豚汁。





子どもたちは、秋刀魚の頭か尻尾側かを選んでいただきましたが、あっという間に全てペロリ!
おかわりする子も沢山!『美味しいーーーーー!』と満面の笑みが見られました。

中には、魚を綺麗に食べられた記念に骨を持ち帰る子もいましたよ😆
今日の新嘗祭では、お米作りにご協力いただいた方々や、田んぼに雨をありがとう!、お日様を照らせてくれた太陽さんありがとう!土の力もありがとう!と大地の恵みにも感謝をつたえることができました。そして、今年の新嘗祭では、あたご米をいただくだけでなく、秋刀魚の内臓を取り出すことにもチャレンジしました。私たちが元気に生きられるのも、肉や野菜、魚などの命を頂き生きていることをこの体験を通して子どもたちも感じることができたのではないかと思います。
命の授業から始まって、命を頂く新嘗祭、そして今、子どもたちは発表会で演じる“ライオンキング”に取り組んでいます。11月は命の大切さや奇跡の連続、命は繋がっていることが身に染みて実感することができた1ヶ月となりました。
今日の新嘗祭の出来事や稲冨先生から教えていただいた命の大切さを胸に逞しく成長してほしいと思うと共に、大人になっても忘れずにいてほしいと思います。




