新嘗祭を行いました!

年長さん 2022.11.22

 1学期から、みんなで大事に育ててきたあたご米も、立派に生長し、今日は、楽しみにしていた新嘗祭!!

新嘗祭とは、十一月二十三日に行う宮中行事のことです。

天皇がその年に収穫された新穀などを天地の神様に供えて感謝の奉告を行い、

これらの供え物を神からの賜りものとして自らも食する儀式です。

あたご幼稚園では、前日に精米機を使って、玄米から白米へ精米し準備は万全☆

「わぁ~!すごいっ!いろが変わった!!」「中でどんなことしてるんだろう?」「しろになったね♡」とみんなびっくり!

「はやくたべたいな♡」「どんな味がするんだろうね!」とみんなワクワク♪

迎えた今日!まずは、みんなでお米研ぎにチャレンジ!!

「おこめさん落とさないように、、、!」「おうちでやってるよ!」「やさ~しくする!」「おいしくな~れっ♡」

と魔法の言葉もかけながら、真剣に!そして慎重に!上手に研ぐことができました☆彡

きれいに洗って、炊飯器のスイッチをON!「じょうずにできるかな~?」とみんなワクワク😊♡

炊きあがるのを待つ間に、お米作りのお手伝いやアドバイス、一緒にお世話をしてくださった中光先生へ感謝の気持ちを込めて、お礼と共にプレゼントを渡しました!

先に炊きあがった、あたご米で作ったおにぎりとみんなで考えたメッセージ付きのカレンダー☆★

春から秋にかけて長い間、私たち年長組のためにお手伝いそしてご足労いただき、

本当にありがとうございました!

さて、いよいよみんなが楽しみにしていたお米が炊き上がりました!

炊飯器を開けると「わぁ~!!いいにおい!おいしそう~♡」と大喜び♪

今年は、炊き立てのあたご米に、自分ののせたいご飯のお供をバイキングして、

おいしい給食のおかずとお汁も一緒にいただきました!

感謝の気持ちを込めて、「いただきます」をした後、さっそくあたご米を一口パクリッ!

「おいし~い!!」「もちもちしてる!」「もっとたべたい!」とみんな笑顔に😊

美味しそうに食べる子どもたちの表情は、今日までお米作りを頑張った達成感や台風にも負けず、

元気に育ってくれた嬉しさ、みんなでいただけることの喜びなど、いろんな気持ちがたくさん込められていて

素敵だな♡と私たち教師もつられて笑顔に☆彡

そして普段、お世話になっている先生方へあたご米の特製おにぎりのおすそわけ☆

また、来年年長組になる年中組のお友だちへ、「年長組になったらお米づくり頑張ってね!」の気持ちを込めたメッセージ付きの一口おにぎりをプレゼント☆彡

年中組さん!お米づくり頑張ってくださいね!あたごの伝統を引き継ぎ、また来年おいしいあたご米ができることを願って、、、☆彡

そして、いつもお山から、使いのカラスから、お米づくりの様子を見守ってくれていた天狗さんにも

精米した白米とおにぎりをお供えしました。

いつも天狗さんパワーで元気いっぱいの子どもたち☆

天狗さんへの感謝の気持ちも込めて、、、。

みんなで力を合わせて大事に育てたあたご米!ぜひおいしく食べてくださいね♡

年長組になってすぐ、自分たちでお米を育てることに驚いていた子どもたち。

「前の年長組さんが育ててたね!」「やってみたい!」とやる気十分!!

お米の赤ちゃんが元気に育つよう、自分たちの足で田んぼの土をやわらかくした代かき。

そして1本1本、大事に自分たちの手で田んぼに植えた苗植え。

ぐんぐんを背を伸ばし、穂が実り、時には台風や強い雨風に耐え、元気に育ったお米を

収穫した稲刈り。そして脱穀やもみすりなど、今日を迎えるまでに長い間、たくさんの人たちに支えられ、大きく生長したあたご米。こうしておいしくいただけることも当たり前ではないこと、

食べ物はたくさんの命や育ててくださる方がいることを忘れずに、

これからも感謝の気持ちを持って、大事にいただきたいと思います。

お米づくりを通して、色々なことを学びました。

そして、たくさんご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

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