園長ブログ~9月の子どもたち:命のつながりを大切に~

園長先生 2026.10.08

 9月末に偶然、約50年前の開園まもない愛宕幼稚園の保護者だった方とお会いする機会がありました。当時の保護者同士の親しい付き合いは、半世紀経った今も続いているそうです。9月の祖父母会(あひる・らっこ組)では、園長の私が園児だった30年以上前の同級生の保護者の方が、園児の祖父母としてお見えになっていました。私のことを覚えていてくださり、お声かけいただきました。
 昔も今も、保護者の皆さまにとって、幼い子どもたちと過ごす毎日は、長く心に残り続ける宝物だと思います。だからこそ、そのかけがえのない時間を同じ場所で過ごした大人たちの絆もまた、時を超えて残っていくのかもしれません。


 9月は、保護者の皆さまとの繋がりの力を感じる行事がたくさんありました。父母の会バザーには、全学年の多数のご家族の方々にお越しいただきました。前日まで、園内では父母の会役員の皆さまを中心に多くの保護者の方々が力を合わせて議論を重ね、準備を進めていく姿がありました。可愛らしい50周年記念Tシャツや飯塚高校製菓部による記念クッキーなど、来年の周年を意識した素晴らしい演出も考えていただきました。

 そんな中、役員の方から「お願いがあります」と封書をいただきました。ちょっとドキドキしながら手紙を開くと、2枚にわたってとても丁寧に、「子どもたちとお揃いの宇宙人のカチューシャをつけてほしい」とのお願いでした。お陰様で、当日は子どもたちから、「えんちょう先生、なんでそれつけてるの?」とたくさん声をかけてもらい、楽しい時間でした。

 「命の授業」では、年長園児が自分の生まれた時の様子をおうちの方から聞いてきた上で、菜の花助産院の方とともに、妊娠中の保護者の方と接する機会をいただきました。園外保育での永利牧場では、年中園児が乳しぼり体験だけでなく、生まれたばかりの子牛を見ることができ、大喜びだったそうです。何気なく見ている風景の背後にある様々な命の営みを感じ取ったこと、それをお友だちと楽しく共有できたことは、きっと心のどこかに残っていくことでしょう。 

 命は、親から子へのつながりであるとともに、その周りの人たちを繋いでいく力を持っています。愛宕幼稚園の園訓「愛育」を大切にしながら、そんな命のつながりを次の世代へ伝えていけたらと思っています。

園長 嶋田吉朗

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