愛宕幼稚園お泊まり会には、ちょっと不思議な伝統がいくつかあります。その1つ、毎年やって来る恐ろしい姿の天狗さんは、花火の直後に鈴の音とともにグラウンドに現れました。お泊まり会への初登場以来、なんと26年目になるそうです。
子どもたちは、もちろんびっくりして一気に後ずさりしましたが、子どもたちを思いやる優しいお話を聞くうち、小さく小さく、一歩ずつ前進し、そして天狗さんがお団子をくれると話した瞬間、抱きつこうかという勢いで接近するのでした。「どこから来たの?どうやってきたの?」と一生懸命聞いている子どもたちもいました。

お泊り会

まず信頼できる友だちや先生たちと身を寄せ合って安全を確保し、一方で、怖いけど優しい天狗さんに少しずつ心を寄せ、やがてそれは未知の何かに近づく好奇心と勇気へと繋がっていく。子どもたちは、キャンプファイヤーでは、(園長そっくりの)火の神とともに「勇気」「思いやり」「友情」の火を灯しましたが、天狗さんの前で見事にこれを体現していました。
お団子をもらって大はしゃぎの別れ際には、さっと並んで声を揃えて「ありがとうございました」と、愛宕幼稚園の年長さんらしさも見せ、天狗さんも感心していました。


新年度スタートからあっという間に3ヶ月が経ち、16日に1学期終業式を迎えました。「1学期は楽しかったかな?楽しかったこと、できるようになったことを、おうちで話してみてください。」とお話すると、大きな声で「はい」と素晴らしいお返事が聞けました。
愛宕幼稚園は、本当に刺激に満ちた場所です。7月はタイとのオンライン交流や飯塚高校とコラボしてのフィジカル測定、おうちの方と一緒にブルーベリー農園に行った2歳児親子遠足、年中のプラネタリウムや水族館への園外保育、そして年長のお泊まり会がありました。地域の皇祖神社祭りや山笠に参加したお友だちもいましたね。









今週30日には、シルバー人材センターとのコラボ活動「ジェイド飯塚」の一環で、アーティストの小林雅子さんとのワークショップも予定されています。
外国の方、飯塚高校生、お友だちの保護者の方々、シルバー人材センターのお年寄りの方々、地域の方々など、日々の多様な出逢いが子どもたちを育てています。
様々な「初めて」に、勇気を持って、お友だちみんなでワクワクしながら挑戦し、新しい絆と自分自身を見つけていく。それもまた、愛宕幼稚園で続いていく伝統です。







