新嘗祭を行いました☆

年長さん 2023.11.23

 いよいよ、みんなが楽しみにしていた新嘗祭の日となりました!

新嘗祭とは、11月23日に行う宮中行事のことです。収穫祭とも呼ばれています。

天皇がその年に収穫された新穀などを天地の神様に供えて感謝の奉告を行い、

これらの供え物を神からの賜りものとして自らも食する儀式のことです。

愛宕幼稚園では毎年、お米作りの集大成として、新米をいただくお祭りとして11月に年長さんが行っている行事です!

前日には、中光先生が精米機を準備してくださり、玄米から白米へ精米しました☆

「すごーいっ!」「どうやって白くなっているんだろう?」「はやく食べた~い♡」と子どもたちも興味深々!

これで準備は万全!!

5月から大切に育ててきた『あたご米』!

「どんな味がするんだろう?」「絶対おいしいよ!」とみんなワクワク♪

まずは、お米研ぎからスタート!!

「お泊まり会でもしたね!」「おこめさん落とさないように、、、!」「もうおいしそう!」「おいしくな~れっ♡」と魔法の言葉もかけながら、慎重に!笑顔で楽しく上手にお米を研ぐことができました☆

きれいに洗い終わったら、炊飯器に入れて、、、スイッチON!!!

「たのしみだな~♡」「けむりが出てきたよ!」「いいにおいがしてきたよ!」と炊き上がるのを楽しみにまっていた子どもたち☆

待っている間に、田んぼの土づくりから、お米づくりのお手伝い、そして時にはアドバイスをして下さったり、一緒にお世話をして下さった中光先生と永野先生へ感謝の気持ちを込めて、お礼と共にプレゼントを渡しました!

先に炊き上がった『あたご米』で作ったおにぎりと思いを込めたメッセージ付きのカレンダーをプレゼントしました!

みんなが年長組になったばかりの春から秋にかけて長い間、みんなのためにお手伝いいただき、本当にありがとうございました!

さて、いよいよみんなが楽しみにしていたお米が炊き上がりました!

炊飯器を開けると、、、「わぁ~!おいしそう~!」「いいにお~い!」「ほかほかだね!」と大喜び♪

今年は、炊き立ての『あたご米』に自分がのせたいご飯のお供をバイキングして、おいしい給食のおかずとお汁も一緒にいただきました!

普段、当たり前のようにいただいている食べ物ですが、食べれるようになるまで大事に育てて作って下さる方がいて、美味しく調理をして下さる方が身の回りには、たくさんいらっしゃることを改めて感じ、感謝の気持ちを込めて「いただきます」をした後、さっそく『あたご米』を一口ぱくり!

「おいし~い!」「もちもちしてるね!」「おかわり!」とみんな自然と笑顔に☺

美味しそうに食べる子どもたちの表情は、本当に幸せそうで、今日までお米づくりを頑張った達成感や元気に育ってくれた嬉しさ、みんなでいただけた喜びなど、色々な気持ちを感じることができ、私たち教師もつられて笑顔に♡

器用にのりに巻いていただいている子もいましたよ♪

また、普段お世話になっている先生方へ『あたご米』の特製おにぎりのおすそわけもしました☆

そして来年、年長組になる年中組のお友だちへ「年長組になったらお米づくりがんばってね!」の気持ちを込めたメッセージ付きの『あたご米』でできた一口おにぎりをプレゼントしました☆

年中組さん!お米づくり頑張ってくださいね!応援しています!

あたごの伝統を引き継ぎ、また来年おいしい『あたご米』ができますように、、、☆彡

また、いつもお山からみんなのことを見守ってくれている天狗さんにもおにぎりをお供えしました。

巻物にも「お米づくりをがんばっておるか?」と様子を見てくれていた天狗さん!おいしくいただいてくださいね!

年長組になってすぐ、自分たちでお米を育てることを知って驚いていた子どもたち。自分たちでできるかなと不安な気持ちもありましたが、「前の年長組さんも育ててたね!」「やってみたい!」とやる気十分に!!

お米の赤ちゃんが元気に育つよう、自分たちの足で田んぼの土をやわらかくした代かき。

そして1本1本、大事に自分たちの手で田んぼに植えた苗植え。

ぐんぐんを背を伸ばし、穂が実り、時には台風や強い雨風に耐え、元気に育ったお米を収穫した稲刈り。

そして脱穀やもみすりなど、今日を迎えるまでに長い間、たくさんの人たちに支えられ、大きく生長した『あたご米』。こうしておいしくいただけることも当たり前ではないこと、食べ物はたくさんの命や育ててくださる方がいることを忘れずに、これからも感謝の気持ちを持って、大事にいただきたいと思います。

お米づくりを通して、色々なことを学ぶことができました。

たくさんご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

ブログ一覧に戻る